オフィスで人気上昇中!「窓際スペース」活用で変わる働き方
投稿日:2026.02.10 更新日:2026.02.10
オフィスで人気が高まる「窓際スペース」の魅力
オフィスの窓際スペースといえば、ひと昔前は「左遷された席」というネガティブなイメージもありました。しかし、現在フリーアドレスを導入している企業様にお話を伺うと、「最も人気のある場所は窓際スペース」という声を多く耳にします。
たしかに、カフェでも窓際の席は真っ先に埋まる印象がありますよね。外の景色を眺めながら、コーヒー片手に作業できる環境は、リラックスしつつ集中できる理想的な場所です。実際に「窓際が一番集中できる」と感じる方も少なくありません。
今回は、そんな窓際スペースをオフィスで最大限に活用するための具体的なアイデアや導入事例をご紹介します。働きやすい環境づくりのヒントとして、ぜひご覧ください。
作業効率がアップする窓際スペースの活用術
人員増加や賃金上昇の影響もあり、フリーアドレスやABW(Activity Based Working=仕事内容や気分、業務の目的に応じて働く場所を自由に選ぶ働き方)を取り入れ、オフィス空間をより効率的かつ生産的に活用したいという声が増えています。なかでも、「窓際をもっと有効に使えないか」というご相談を多くいただきます。
清和ビジネスでは、窓際スペースを単なる余白ではなく、“集中できる場”として活かすご提案を行っています。ここでは、窓際スペースを効果的に活用するための具体的なアイデアをご紹介します。
周囲の視線を気にせず、集中できるレイアウト
窓の方向へ机を配置すると、周囲の視線や人の動きが背後に位置するため、集中状態を保ちやすくなります。とくに資料作成やデータ分析など一人で集中して行う作業では、周囲の動きや視線が少ない座席配置が効果的です。
さらに、席の向きを固定するだけでなく、簡易的な仕切りや背の高いパーティションを併用すると、周囲の動きがさらに気にならなくなります。結果として、自分の作業に没頭できる時間が増え、パフォーマンスの向上につながるでしょう。
リフレッシュにも最適な空間
カフェで読書や作業をするときに、窓際のカウンター席を好む人が多いように、オフィスにおいても窓際は気分転換できるスペースとして活用できます。たとえば、外の景色を眺めながら軽くストレッチを行うだけで、緊張した気持ちを解きほぐせるでしょう。
さらに、飲み物を片手に、静かに外の風景を眺める時間は、考えを整理する貴重なリフレッシュの時間です。とくにタスクが重なり心が疲れたとき、意識的に窓際に移動することで気持ちを切り替えやすくなるでしょう。
ちょっとした休憩やひとり時間を過ごせる場所があることで、従業員はオフィスでもリラックスして働けることを実感できます。働く人の心身のゆとりを生み、結果としてオフィスへの満足度を高めることにつながります。
その積み重ねが、従業員一人ひとりのエンゲージメント向上へとつながっていくのです。

窓際スペース導入のアイデア
窓際スペースをどのように活かすかは、企業ごとの課題や働き方によって異なります。大規模な工事をしなくても、家具やレイアウトの工夫次第で快適な環境を整えることは十分可能です。
たとえば、カウンター席を取り入れるか、半個室ブースを設置するかによって、利用シーンや雰囲気が大きく変化します。ここでは具体的な導入アイデアをご紹介します。
カウンター席の工夫
窓際に細長いカウンターデスクを設けることで、シンプルながら効果的な集中スペースをつくることができます。高め・低めのカウンターデスクを配置すれば、従業員が自分の働き方に合わせて作業スタイルを選べるようになります。
さらに、電動式昇降デスクを導入することで、一人ひとりが好みの高さに調整できるだけでなく、立ち作業と座り作業をその場で切り替えることも可能です。同じ姿勢で長時間過ごす負担を軽減できるため、作業効率を持続しやすくなります。

加えて、電源やUSBポートを備えるとノートパソコンの利用がスムーズになり、利便性が高まります。窓際のカウンター席は外の景観を楽しみながら働ける場として、従業員の創造力を刺激する空間へと進化します。
半個室ブースの活用
窓際スペースに半個室ブースを設けると、開放感を保ちながら安心して作業できる空間が整います。完全に閉ざされた部屋ではないため、自然光や景色を感じつつ集中した状態を維持できる点が大きな特長です。

パネルで仕切られたソファ席を導入すれば、周囲の視線を和らげながら閉塞感を避けられます。さらにソファの種類にもこだわることで、従業員は背もたれの角度が前傾型か後傾型から選択でき、アイデア出しや落ち着いた作業が可能です。
完全個室よりも気軽に使えるため、従業員が自然に利用しやすい点も魅力といえます。窓際スペースと半個室ブースの掛け合わせは、業務効率の向上につながるでしょう。
窓際スペースの導入事例
清和ビジネスが手掛けた窓際スペースの導入事例をご紹介します。自社に合った窓際スペースを考える際、ぜひご参考ください。
株式会社プラスPM様|デスクの高低差で選べる環境
大阪本社の移転を機に刷新された株式会社プラスPM様のオフィスでは、窓際スペースを有効活用した設計が特徴的です。
カウンターデスクとチェアは、一般席と配色を変えることで、特別感を持たせながら利用意欲を高めています。さらに、高さの異なるデスクを組み合わせた設計により、従業員は作業内容や好みに応じて働き方を選択できます。

木目を施すことで、開放感と温かみが加わり、執務エリア全体の雰囲気も向上しました。
岡谷鋼機株式会社様|視界を遮る背もたれで集中できる
東京本店の増床に伴いオフィス環境を一新した岡谷鋼機株式会社様では、窓際スペースの活用もポイントとなりました。新しい執務エリアには、外の景色を眺められるチェアが配置され、集中作業や気分転換に役立っています。

視界を遮ることができる一人用ソファを採用することで、周囲の動きに影響されにくく、集中作業に適した空間としても機能します。個人の作業スタイルに合わせて柔軟に使えるため、ABWを推進するオフィスにおいて大きな役割を果たしています。
ノックスデータ株式会社様|眺望を活かした“切り替え”を支える
オフィス移転・リニューアルにより刷新されたノックスデータ株式会社様の新オフィスでは、窓際スペースを中心に“集中”と“リフレッシュ”を切り替えられる環境づくりが実現しました。
眺望の良い上層階という立地を最大限に生かし、窓際にカウンター形式の席を設置したことが特長です。

また、可動式の家具を多く配置することで、窓際スペースは単なるリフレッシュエリアではなく、多目的に使える柔軟なエリアとして機能します。社員同士のコミュニケーションや軽い打ち合わせなど、シーンに応じて形を変えながらオフィス全体の価値を高めています。
順天堂 元町ウェルネスパーク/motomachiGAUDI&AIインキュベーションファーム様|多世代が集い、心を整える
地域の人々と専門家が交わり、日本の医療の未来を共創する拠点として整備された順天堂 元町ウェルネスパーク/motomachiGAUDI&AIインキュベーションファーム様では、自然に交流できる環境づくりを重視しています。
心と身体のリフレッシュを促しながら居心地の良さを感じられる窓際スペースは、空間全体の魅力を高めています。

パネルで仕切られたソファベンチを配置し、やわらかな自然光と外の景色を感じられる環境を整えることで、安心してくつろげる場を実現しました。
>順天堂 元町ウェルネスパーク/motomachiGAUDI&AIインキュベーションファーム様の事例を詳しく見る
東京海上日動ファシリティーズ株式会社様|デザイン性と機能性を両立
「Office+ing ~今も未来も歩み続ける〜」という基本コンセプトのもと、東京海上日動ファシリティーズ株式会社様ではABWを軸としたオフィスづくりが進められました。従業員がそのときの業務内容や気分に応じて、自由に働く環境を選べることが重視されています。
自然光と眺望を活かした窓際スペースは、外へ視線が抜けるレイアウトにより、心理的な緊張感を和らげながら集中できる場所として機能します。
他エリアと少し雰囲気を変え、特別感を持って利用できる点も魅力です。中央のコミュニケーションエリアやABW席と緩やかにつながることで、交流と個の作業を無理なく切り替えられる環境を実現しました。

電動式昇降デスクを導入することで、従業員は自身の好みの高さに合わせることができ、スタンディングワークも可能となります。デザイン性と機能性を両立させた窓際スペースが、生産性の向上と心地よい働き方の実現に貢献しています。
>>東京海上日動ファシリティーズ株式会社様の事例を詳しく見る
まとめ
窓際スペースは、従業員が「オフィスでも集中できる」と実感しやすい大切なエリアです。周囲の視線を気にせず作業に集中でき、ふと外の景色に目を向けることで気持ちを切り替えながら働けるため、業務効率の向上にもつながります。
清和ビジネスでは、働き方や組織課題に合わせた窓際スペースの設計をはじめ、集中環境やリフレッシュ空間を組み合わせた総合的なオフィスデザインをご提案しています。従業員の生産性や満足度向上をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。
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