カフェスペースは「出社するのが楽しみになる」オフィスに向けた第一歩

投稿日:2025.08.18  更新日:2025.08.18

導入事例:株式会社清和ビジネス UN:O

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あなたの会社に「カフェスペース」はありますか?

従業員満足度の向上や人材の採用・定着を目的に、従業員同士のコミュニケーションやリフレッシュ環境を整える一環として「カフェスペース」を導入する企業が増えています。

たとえば、ある企業では、毎朝コーヒーを取りに来た従業員がカフェスペースに自然と集まることで、部署を超えた会話が生まれ、「最近あの案件どう?」といったカジュアルな相談がきっかけで、業務改善のアイディアが生まれたという声もあります。

こうしたスペースは、ただの“休憩場所”ではなく、組織全体の風通しを良くし、働く意欲や一体感を育む場になっています。

清和ビジネスにも、オフィス改革の一環としてカフェスペースに関するご相談が増えてきました。今回は、導入の背景や効果、導入時のポイント、事例についてご紹介します。

▽食堂・リフレッシュスペースの事例集は下記からダウンロードください。

製造現場(倉庫・工場)における食堂・リフレッシュスペース・休憩室の重要性 | 清和ビジネス

カフェスペースを導入する企業が増えている背景

オフィス回帰

リモートワークが浸透した今だからこそ、「出社する理由」が求められています。

カフェスペースは、出社の“楽しみ”や“目的”を提供できる場所として、注目されています。

無機質なデスクだけのオフィスでは味わえない、リラックスできる雰囲気が従業員の気持ちにゆとりをもたらし、仕事に前向きに取り組めるようになります。たとえば、季節感を取り入れたお菓子や、香りまで楽しめる本格的なドリップコーヒーが用意されていると、仕事の合間の楽しみも増えます。

カフェスペースを導入することで、オフィスで仕事をする楽しみを作れることが導入理由の一つと言えます。

 

コミュニケーションの活性化

カフェスペースは、自然なコミュニケーションを生み出す場としても効果的です。プロジェクトや部署、さらには役職を超えて従業員が集まりやすく、日常業務以外の会話も生まれるような環境になります。

また、カジュアルなソファ席やファミレス風のテーブルがあると、少人数の雑談や打ち合わせもしやすくなり、新たなアイディアが生まれる場にもなります。

 

健康経営の実践

健康経営を意識する企業にとっても、カフェスペースは効果的です。観葉植物や暖かみのある照明を取り入れることで、より気分が安らぎ、ストレス軽減につながります。

また、栄養バランスのとれた軽食やドリンクなどを揃えることで、従業員の健康意識の向上も期待できるでしょう。適度な休憩や気分転換は生産性向上にもつながるため、長期的に働きやすい環境づくりに役立ちます。

軽食などは会社が一部負担や全額負担する形にすれば、福利厚生の一環としての価値も感じてもらえます。まずは、自社のカルチャーや目的に合う方法を考えてみましょう。

▽食の福利厚生についてはhatarakuでもご紹介しています。下記よりご覧ください。

「食の福利厚生」がオフィス満足度を高め人材採用にも好影響 | hataraku

 

人材の採用・定着における企業ブランディング

「オフィスの雰囲気」も、求職者が企業を選ぶ基準の一つ。

カフェスペースは「従業員を大切にする企業」「柔軟で働きやすい職場」といったポジティブな印象を与えることができます。

たとえば、求職者へオフィスツアーを実施してカフェスペースを案内したり、カジュアルな面談の場として活用したりすることで、求職者が自分自身の働く姿をイメージしやすくなり、企業の魅力をよりリアルに伝えることができます。

また、現在働いている従業員にとっても、快適なオフィス環境が整っていることで、エンゲージメントや定着率の向上が期待でき、中長期的にも大きな効果をもたらします。

 

限られたスペースの有効活用

カフェスペースは、休憩だけでなく打合せやイベント、来客対応まで幅広く使えることも魅力です。限られたスペースを有効に使える点も、選ばれる理由の一つと言えます。

たとえば、終業後はバーのように運営し、懇親会や交流の場として活用している企業もあります。多目的に使える空間があると、オフィス全体の活気も生まれやすくなるでしょう。

まずは活用されていないスペースがないか見直し、少しの工夫で多彩なシーンに使えるカフェスペースを検討してみてはいかがでしょうか。

 

▽食堂・リフレッシュスペースの事例集は下記からダウンロードください。

製造現場(倉庫・工場)における食堂・リフレッシュスペース・休憩室の重要性 | 清和ビジネス

カフェスペースを導入する際のポイント

カフェスペースを導入する際は、計画の段階でいくつかのポイントを意識することが大切です。従業員が気持ちよく過ごせる雰囲気を整えることや、自社に合った運営方法を選ぶこと、会話が生まれる仕掛けを用意することなどが挙げられます。

ここでは、カフェスペースを導入する際のポイントを解説します。

 

リラックスできる空間づくり

従業員が自然と集まりたくなるカフェスペースには、リラックスできる環境が欠かせません。居心地のよい空間では、気持ちがほぐれやすく、仕事への意欲も高まりやすいです。

たとえば、暖かみのある照明やグリーン、木目調の家具を取り入れると、落ち着いた雰囲気が演出できます。さらに、座席のレイアウトも工夫し、窮屈に感じないよう適度な距離感を保つことが重要です。

あわせて、執務エリアと距離を置くことで周囲を気にせず、安心して過ごせます。まずは、従業員がほっと一息つける「心地よさ」を意識することから始めてみてはいかがでしょうか。

 

自社に合う運営スタイルを選ぶ

どのように運営するかによって、カフェスペースの活かし方は大きく変わります。

無人で気軽に利用できるスタイルは、管理の手間が少なく始めやすい点がメリットです。

一方、有人で運営するスタイルにすると、従業員同士のつながりをサポートする役割も担えるようになります。

たとえば、総務チームが昼休みの時間帯だけスタッフとして常駐し、従業員への声かけや相談に応じることで、不安解消につながることもあります。

 

コミュニケーションの仕掛け

カフェスペースを単なる休憩場所にとどめず、コミュニケーションが自然に生まれる場所にするための工夫も大切です。たとえば、コーヒーの飲み比べイベントや季節ごとの試食会を開くと、従業員同士の会話のきっかけになります。

さらに、掲示板やおすすめ本のコーナーを設置して、話題が生まれる種を用意するのも効果的です。社内ニュースや他部署の取り組みを掲示するだけでも、普段関わりのない従業員との交流が生まれやすくなるでしょう。

「話したくなるきっかけ」を用意するだけで、チーム全体のつながりが深まります。ぜひ、会話が自然に広がる仕掛けの参考にしてみてはいかがでしょうか。

▽食堂・リフレッシュスペースの事例集は下記からダウンロードください。

製造現場(倉庫・工場)における食堂・リフレッシュスペース・休憩室の重要性 | 清和ビジネス

カフェスペースを導入している企業事例

清和ビジネスが手掛けたカフェスペースの事例を紹介します。自社に合ったカフェスペースを考える参考にしてみてください。

 

株式会社ユーザベース|人と人を繋ぐカフェテリアを導入

株式会社ユーザベース様では、テレワークでは得られない「リアルならではの体験」を重視し、新オフィスにカフェテリアを設置しました。

コンセプトは「共創が起こる場所」「熱を生む場所」「象徴となる場所」です。外部デザインチームとともに、従業員同士の偶発的な交流が生まれるような体験型の空間がつくられています。

ミーティングスペースの近くに配置されたカフェは、気軽に立ち寄れる場所となり、コーヒーを片手に普段関わりの少ないメンバーとも自然な会話が生まれる設計にしています。
また、イベントスペースも併設し、さまざまな用途で活用できる点も魅力です。開放的なレイアウトと時間帯に応じて調整される照明で、居心地の良さと一体感の高まりを両立した事例です。

>>株式会社ユーザベース様の事例を詳しく見る

 

日本出版販売株式会社|バイオフィリックを取り入れた癒しの食堂リニューアル

日本出版販売株式会社様は、従業員の健康やコミュニケーションの活性化を目的に、東京本社の食堂を全面リニューアルしました。コンセプトに掲げたのは、自然を取り入れる「バイオフィリックデザイン」です。

床や壁、家具などに自然素材をふんだんに使い、中央には大きな生木を設置して、どの席からも緑が目に入るよう工夫されています。グループ理念を表現したアート作品も空間に彩りを添え、より印象的な食堂になりました。

また、ミーティングや懇親会にも活用しやすい多目的なレイアウトを採用しており、さまざまなシーンで利用できる空間となっています。

>>日本出版販売株式会社様の事例を詳しく見る

 

日本ケロッグ合同会社高崎工場|従業員が快適に過ごせる落ち着いたデザイン

日本ケロッグ合同会社高崎工場様では、新棟の増設にあわせて、従業員が快適に働けるオフィスへとリニューアルしました。休憩室や執務室は、落ち着いた色味のトーンで統一され、気持ちを切り替えやすい空間になっています。

工場特有の交替制勤務にも配慮し、柔軟に利用できるよう設計されているのもポイントです。生産性向上と社内コミュニケーションの活性化、リラックスと集中の両立を実現したオフィスです。

>>日本ケロッグ合同会社高崎工場様の事例を詳しく見る

 

▽食堂・リフレッシュスペースの事例集は下記からダウンロードください。

製造現場(倉庫・工場)における食堂・リフレッシュスペース・休憩室の重要性 | 清和ビジネス

まとめ|カフェスペースは「出社が楽しみになるオフィス」をつくる第一歩

カフェスペースは、従業員同士の交流を促しながら健康意識も高め、オフィス全体の一体感づくりに貢献します。リラックスできる空間があることで、出社への前向きな気持ちが育まれ、日々の業務も活気づきやすくなるでしょう。

さらに、採用活動や企業イメージの向上といった面でもプラスの効果が期待できるため、働きやすさの向上や満足度アップにつながる施策としておすすめです。従業員が出社を楽しみにできるオフィスを目指して、カフェスペースの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

清和ビジネスでは、60年以上の実績やノウハウを活かし、企業ごとの課題やご要望に寄り添った最適なご提案をいたします。理想のオフィス空間づくりについて、ぜひお気軽にご相談ください。

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