スタンディングワークを導入したら社員が仲良く、
健康になれる?

投稿日:2024.08.07  更新日:2024.08.19

なぜ「立っている」と人は仲良くなりやすいのか?

突然ですが、クイズをお出しします。
着席型の居酒屋と立ち飲み屋では、どちらがお客様同士仲良くなる率が高いでしょうか?

答えは「立ち飲み屋」と言われています。

実は人間は、
イスに座っている=ずっと前を向いていて動きが少ない相手には話しかけづらく
立っている=体の向きを変えたり視線の動きが多い人には話しかけやすい
と言われています。

確かに着席型の居酒屋でそれぞれ1人でお酒を楽しんでいる場合でも、なかなか横の方には声をかけづらいですよね。でも、立っている人には良い意味で隙が多いので、話しかけるチャンスが多くできる=性別・年齢・国籍を問わず仲良くなりやすいのです。

オフィスでも「座っている人」には話しかけづらい

オフィスにおいても同様です。「部長席」「課長席」のように、オフィスの奥にデンと大きなデスクを構え、高そうなイスに座っている偉い方には、なかなか話しかけづらいものです。

もしその偉い方に相談をしなければいけない時はどうしますか?恐らくその方がイスから立ち上がるタイミングを見計らって「少しよろしいでしょうか?」と声をかけられていると思います。

上司・部下の関係だけでなく、仮に仲の良い同期であっても、イスに座ってパソコンを操作している人には少し話しかけづらいものですよね。
でも、その方が「スタンディングワーク=立って仕事をしている」時があるとしたらどうでしょうか?先ほどの立ち飲み屋のように、少し話しかけやすくなりそうな気はしませんか?

オフィスにおいても「スタンディングワーク」導入がおすすめ

先に結論から申し上げると、貴社のオフィスでも「スタンディングワーク」の導入をおすすめします。

オフィスにおけるスタンディングワークの導入は、先ほどお伝えした
・社員間のコミュニケーションが生まれやすい
ということだけでなく、
・座って仕事をし続けるよりも、首や腰など体への負担が減り健康になりやすい
・リラックスして仕事に取り組むことができるのでストレスが減る
などのメリットが多数あるからです。

「スタンディングワーク」とは具体的に何をするの?

スタンディングワークという言葉を聞いて、具体的にどんなことをするのかイメージが湧きますでしょうか?

実はスタンディングワークとは、「ずっと立って仕事をする」ということだけではありません。
例えばある会社では、

・朝9時からの部門朝礼10分間は全員立ったままで行う
・社内会議は必ず1コマ60分以内で設定し、基本的には全員立ったまま参加

というルールを設けています。この基本ルール以外では、オフィスで業務を行う各社員が

・今から提案資料を作成するから90分間は着席で集中して業務をしよう
・座りっぱなしで腰が重いからこれから30分間はメールチェックと返信を立って行おう

というように、着席とスタンディングのどちらで業務を行うかの判断を自ら行っています。

こうすることで立って仕事をしている人には気軽に話しかけても大丈夫だよ、という隙が生まれ、コミュニケーションが活性化します。また適度にスタンディングで仕事をすることで心身ともにリフレッシュすることができるため、健康にも良いと言われています。

スタンディングワークにおすすめの机とかってあるの?

はい、ございます。スタンディングワークを社内で導入する際は、「高さ調節ができる机」を使われることをおすすめします。

一番のおすすめは、ボタンプッシュによって電動で机の高さを1センチ単位で調節できるタイプの机です。社員1人1人に身長や体格差があるのに一律で同じ高さの机を使うのはWell-beingとは言えません。高さ調節機能があれば1人1人に最適な高さを見つけることができます。

例えば、身長164センチの女性社員Aさんは着席して提案書を作成する際、普通のデスクでパソコン操作をすると少し猫背になることが悩みでした。
そこでAさんは自分にピッタリの机の高さを1センチ刻みで探ってみたところ、着席時は82センチ、一方スタンディングで仕事をする際は115センチが自分には最適、という高さを見つけました。

高さ調節ができるデスクで仕事をし始めてからAさんは猫背が解消され、首と腰の痛みもなくなったそうです。

ちなみに某人気立ち飲み屋のカウンターは108センチですが、これは「お客さまが最もリラックスしてお酒を飲みやすい高さ」をマスターが研究した結果導き出されたそうです。

もしオフィスワーカーで腰痛や体調不良に悩んでいる方がいらしたら、高さ調節機能付きのデスクを使って「自分が最もリラックスして仕事ができる机の高さ」を研究してみても面白いかもしれませんね。

海外ではスタンディングワークが当たり前になっている

海外・国内を問わず最近は健康経営(Well-beingな職場環境づくり)を心がける企業が増えてきています。特にヨーロッパでは進んでいて、なんとデンマークでは政府機関が国内のオフィスをチェックし、法に沿っていない企業にはペナルティを与えることを可能としたことで、高さ調節可能なデスクがスウェーデンと並び95%の企業で採用されています。

米国のガン協会所属博士からも、
『1日6時間座って過ごす人は、座る時間が3時間未満の人に比べ、死亡リスクが女性で34%、男性で17%高くなった。』
『長い時間座って過ごし、かつ運動をあまりしない人に限れば、座る時間が短い人に比べ女性で94%、男性で48%死亡リスクが高くなった。今回の研究では、死因はガンよりも心疾患の比率が高かった。』という研究結果が報告されています。

GAFAMに代表されるようなITの最先端企業でも、これらの研究結果を受けて従来の机をスタンディングワーク用のデスクに替える従業員が増えているそうです。

スタンディングデスクの選定はプロにおまかせ!

スタンディングワーク用の机(スタンディングデスク)には様々なタイプのものがあります。
個人用の机では高さ調節を行う方法に「ハンドル式」「レバー式」「電動式」などがあり、金額や機能もそれぞれ一長一短です。

また、会議室用の机も、スタンディング会議時と着席会議時で高さを調節できる必要があります。

当社は、オフィス構築に特化したワークプレイスソリューションカンパニーとして60年の実績を持ち、年間200以上の大型プロジェクトを実施しております。

貴社のご予算だけでなく、業務内容や会議体系、執務実態をお聞きしながら貴社に最適なスタンディングデスクをご案内できるのが、当社の強みと自負しております。

スタンディングワークに興味をお持ちいただけたら、ぜひ一度ご連絡ください。

スタンディングワークのイメージははこちらの紹介動画でもご確認いただけます。

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