企業様情報
≪A社≫社員300人。 500坪のオフィスを都内に構えるメーカー商品の販売代理店。
A
とにかく人材の採用に苦戦している
新卒・中途採用ともに応募はあるものの欲しい人材が獲得できない
B
人材採用が上手くいかないため、 社員の負担が大きくなっている社員の退職も心配
A
採用面接者からは「サイトでオフィスの様子を見たところ働きやすそうと思ったから応募した」という声が増えた。
B
社内からは「プライベートとの両立ができるようになり働きやすくなった」「オフィスに出社するのが楽しくなった」という声が増えた。
現況調査をしたところ、社内のいたるところに紙の資料が積み上げられ、見栄えと印象が非常に悪い状態でした。
個人の書類が机の上に積まれているため、ルール上はフリーアドレスだが、実際は固定席制のようになっており、自由度が極端に低くなっていました。
「紙にあふれたオフィスはオシャレじゃない」をテーマに、全社でペーパーレス化を推進しました。
山積みになっていた紙の資料をすべてデジタル化し、同時に机のキャビネットを廃止して、ペーパーレス会議をルール化しました。
入社面接にこられた人材からは「社内がとてもすっきりしていて驚いた。スマートな企業というイメージがする」と好評です。
テレワークに慣れている若手人材に向けてフルリモートでも仕事ができるように環境を整備しました。
自宅や外出先からも会社のサーバーにサクセスできるシステムを構築しています。
フリーアドレス・ABW(アクティビティベースドワーキング)を導入し、グループワークやコラボスペース、集中スペースなど、その日の仕事内容に応じて社員が自由に席を選択できるようにしました。
服装もオフィスカジュアルに変更。スーツだけでなく、その日にお会いするお客様の服装に合わせたり、オフィスワークの日はリラックスできる服装で仕事ができるようになりました。
スマートな働き方へ変革することで、会社全体が「ムダ」をなくし「オシャレ」になり「リラックス」して仕事に取り組めると好評です。
採用面接者からも「私も入社したらカジュアルな服装で出社していいんですか?」と面接時にすでに入社意思を表明してくれるほどです。
「社員がイキイキと仕事をしている姿を見せれば入社希望者が増えるのでは?」という案を基に、採用戦略を再考しました。
オフィス内の社員が笑顔で働いている様子や、働き方に関するインタビュー動画などを採用Webページに記載しました。
ペーパーレス化の効果もあり、スタイリッシュで活気のある企業、というイメージが入社面接者にも好評です。
上記取り組みを行った結果無事に入社希望者が増え、既存社員の業務負担は減ってきたが、新規に開設したオフィススペースは既存社員から非常に好評です。
好評価理由のトップ2は
「無料でコーヒーが飲めるからドリンク代が節約できる」
「レンジを2台設置してくれているからお弁当を温めるのに便利」
社員に対する働き方改革アンケートでも、「人材採用プロジェクトをきっかけに社内がキレイに明るくなり、働きやすくなった」との評価が多かったです。
実際にオフィス改革後は離職者がまだ1名も出ていないというほどで、経営者も驚かれています。
A社は、昔ながらのオフィス環境や、その働き方を大幅にリニューアルすることで、社員が生産性高く、イキイキとした働き方を実現させました。
「スマートな働き方」を全社で推進していくことで、社員がイキイキと働けるようになり、その姿を見た入社希望者が、続々と入社してくれるという好循環を創り出されています。