オフィスレイアウト

オフィスレイアウト変更の手順とは?メリットや注意点も解説

投稿日:2026.07.16  更新日:2026.08.21

この記事でわかること

  • 現状課題の可視化から始めるレイアウト変更の進め方
  • 業務効率と満足度を高める改善視点の整理
  • 変更後に定着させる運用・評価のポイント

はじめに

オフィスのレイアウト変更を検討しているものの、何から始めればよいか分からず悩んでいませんか。

この記事では、オフィスレイアウト変更の具体的な進め方や期待できるメリット、最適な業者の選び方を分かりやすく解説します。全体の流れや注意点を把握し、生産性の向上につながる職場環境を実現してください。

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オフィスレイアウト変更の進め方

オフィスレイアウトを変更する際は、計画的な手順を踏むことが求められます。全体の流れを把握し、各段階で必要な業務を確実に進めることが重要です。

1.プロジェクトチームを発足する

オフィスレイアウトの変更には多くの業務が伴うため、専用のプロジェクトチームを発足します。メンバーには各部署から代表者を選出し、それぞれの視点から意見を集約できるように配慮することが重要です。チーム内で役割分担を明確に決めることで、その後の業務全般をスムーズに進行できるようになります。

メンバーの選出にあたっては、経営層の意向を反映できる立場の人や、実務環境に詳しい総務担当者などをバランスよく配置することが、偏りのない計画作りに役立ちます。

2.目的を明確にする

オフィスレイアウトを変更する目的を、事前に社内で明確に定義します。現在のオフィスが抱えている課題を整理し、変更によって何を解決したいのかを共有することが重要です。目的を曖昧にしたまま進行すると、コンセプトがぶれてしまい満足のいく仕上がりになりません。方向性を一致させることが大切です。

課題の抽出には、従業員へのアンケート調査などを実施して、現場のリアルな意見を吸い上げることが有効な手段となります。

近年では、多様な働き方を実現する「ABW」の導入や、働く人の心身の健康や幸福を促進する「Well-being(ウェルビーイング)」をレイアウト変更の目的に据える企業が増えています。

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3.業者を選定する

オフィスレイアウトの変更を依頼する業者を選定します。複数の業者を比較検討し、自社の目的や予算に合った依頼先を見つけることが重要です。業者の選定にあたっては、オフィスデザインの専門性や、過去の施工実績を入念に確認する必要があります。信頼できるパートナーを選ぶことが大切です。

また、自社の業種に近いオフィスの施工実績があるかを確認することで、より具体的な提案を期待しやすくなります。

4.見積もりを依頼する

選定した業者に対して、具体的な見積もりを依頼します。その際は、事前に明確にした目的や要望、予算の要望をまとめた提案依頼書を提示することが重要です。条件を統一して提示することで、各業者からの提案内容や費用を適正に比較できます。金額だけでなく内訳まで確認することが大切です。

見積書の項目に不明瞭な点がある場合は、そのままにせず必ず詳細を確認し、追加費用の発生を防ぐ対策を講じる必要があります。

5.スケジュールを策定する

レイアウト変更の実施に向けて、詳細なスケジュールを策定します。工事にかかる期間だけでなく、資材の調達や事前の引っ越し準備、各種申請手続きに要する日数も計算に入れることが重要です。通常業務へ与える影響を最小限に抑えるため、余裕を持った計画を立てる必要があります。

土日や祝日、夜間などの休業時間を利用して工事を行う場合は、ビル管理会社への事前連絡や承認手続きの期間も考慮して予定を組むことが求められます。

6.レイアウト変更を実施する

策定したスケジュールに沿って、オフィスレイアウトの変更作業を実施します。工事の当日は、事前に決めた手順に従ってデスクや什器の搬入、配線工事などを進めることが重要です。作業が完了した後は、レイアウト図面通りに配置されているか、通信環境や電源が正常に機能するかを必ず確認します。

業務再開時に混乱が生じないよう、従業員に対して新しい座席配置や共有スペースの利用ルールを事前に周知徹底しておくことが求められます。

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オフィスレイアウト変更のメリット

オフィスレイアウトを変更することは、企業にとって多くのメリットをもたらします。単に作業環境を新しくするだけでなく、組織が抱える課題の解決につなげることが可能です。

業務効率化を図れる

適切なオフィスレイアウトに変更することで、従業員の業務効率化を図れます。業務内容に合わせた動線の見直しや、集中して作業を行えるスペースの設置は、生産性の向上に有効です。無駄な移動時間を削減し、作業に集中しやすい環境を整えることで、日々の業務がスムーズに進行します。

特に、自席を固定しない「フリーアドレス」や、働く場所を自由に選択できる「ABW」を導入するにあたっては、書類や資料をデジタル化する「ペーパーレス化」を並行して推進することが、美しく整理整頓された空間をキープし、業務を効率化するための前提条件となります。

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社内コミュニケーションが円滑になる

社内コミュニケーションの円滑化を図る上で、オフィスレイアウトの変更は一つの方法といえます。リフレッシュスペースや気軽なミーティングエリアを設けることは、部署の垣根を越えた交流を促すために有効です。日常的な会話が増えることで、業務上の相談がしやすくなり、新しいアイデアの創出にもつながります。

風通しの良い職場環境が構築されることは、従業員同士の相互理解を深め、チームワークの向上や組織の一体感を強めることにも大きく寄与します。

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オフィスレイアウト変更の注意点

オフィスレイアウトを変更する際は、いくつかの注意点を押さえる必要があります。まず、建築基準法や消防法、労働安全衛生法(事務所衛生基準規則)などの法律やセキュリティ、ビルの規約を遵守した設計にすることが重要です。

また、レイアウトの変更によって、組織変更や人員の増減に柔軟に対応できなくなるリスクを防ぐため、将来的な拡張性を持たせる必要があります。さらに、電源の容量や空調の位置、ネットワークの配線経路を事前に確認しておかないと、移設後に業務に支障が出る可能性があるため、事前の詳細なインフラ確認が不可欠です。

オフィスレイアウト変更を依頼する業者の選び方

オフィスレイアウト変更を依頼する業者を選ぶ際は、複数の視点から総合的に判断することが求められます。自社の要望を正確に形にできる最適なパートナーを見つけましょう。

業者の選定では、オフィスレイアウト変更の豊富な実績を確認することが重要です。自社と同等以上の規模や、同じ業種の施工事例があるかを確認する必要があります。実績が多い業者ほど、これまでに蓄積されたノウハウを活かして、動線の設計や法令順守の観点からもトラブルの少ない確実な作業を期待することが可能です。

また、実際の施工事例を写真などで確認することで、自社が目指すオフィスのイメージに合致しているかどうかを客観的に判断できます。

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デザイン提案力

業者の選定では、高いデザイン提案力を備えているかも確認しましょう。単に見栄えを良くするだけでなく、企業のブランドイメージや経営方針を空間に反映できる能力が求められます。自社の要望を汲み取り、機能性と意匠性を両立させた具体的なプランを分かりやすく提示してくれる業者を選ぶことが大切です。 

また、最新のワークスタイルやトレンドを取り入れた柔軟な空間設計など、企業の成長を見据えた付加価値のある提案を行ってくれるかどうかも判断の基準となります。

予算に応じた対応範囲

業者の選定では、自社の予算に応じた適切な対応範囲を提示してくれるかを確認することも重要です。あらかじめ提示した予算内で、デザイン設計から家具の選定、内装工事、電気や通信の配線作業までを、どこまで包括して対応できるかを精査する必要があります。費用対効果の高い提案を行う業者を選ぶことが大切です。

また、予算に制限がある場合に、すべての要望を単に断るのではなく、優先順位を考慮して部分的な見直しや代替案を柔軟に提示してくれるかどうかも重要な判断要素です。

丁寧なヒアリングとサポート体制

業者の選定では、丁寧なヒアリングと充実したサポート体制があるかも確認しましょう。打合せの段階で、現状の課題や目指す働き方を深く聞き取ってくれる姿勢が求められます。また、レイアウト変更の作業中だけでなく、引き渡しが完了した後のアフターフォローや、不具合が生じた際の対応体制が整っている業者を選ぶことが大切です。

定期的なメンテナンスや、その後の組織変更に伴う微調整など、中長期的な視点でオフィスの維持管理を相談できる信頼関係を構築できるかどうかも、重要な判断基準となります。

オフィスレイアウト変更にかかる費用を抑える方法

オフィスレイアウト変更の費用を抑えるためには、複数の業者から見積もりを取得して比較検討を行うことが重要です。また、デザイン設計から家具の調達、内装工事までをワンストップで一括依頼できる業者を選ぶことで、中間マージンを削減できます。

現在のオフィスで使用している既存のデスクやキャビネット、什器類を廃棄せず、新しいレイアウトでも継続して活用することも有効な手段です。工事を行う範囲を明確にし、壁の設置などの大きな内装工事は最小限に抑えましょう。パーティションなどで仕切る方法を取り入れることで、施工費用や材料費を抑えられる場合があります。

まとめ

オフィスレイアウトの変更は、プロジェクトチームの発足から始まり、明確な目的設定、最適な業者選定、確実なスケジュール管理を経て進めることが求められます。業務効率化や社内コミュニケーションの活性化といった多くのメリットを最大化するためには、自社の課題に適したプラン作りが重要です。

実績や提案力、サポート体制が整った信頼できる業者をパートナーに選び、理想的なワークスタイルを実現できる職場環境を整える必要があります。費用を抑える方法も組み合わせながら、計画的に手順を踏んで全体の変更業務を進めることが求められます。

清和ビジネスでは、これまでの豊富な実績をもとに、企業の課題解決に向けたオフィスデザインやレイアウト設計から、内装・通信・設備工事までワンストップでサポートしています。実際の働き方改革を体感いただけるオフィスツアー(東京本社・大阪支店・福岡支店)も実施しておりますので、オフィスの移転やリニューアルをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。

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